【Python初心者】超初心者向け!Python1年生【書籍レビュー】

Python1年生 Python
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今回はPythonのプログラミングを学ぼう、始めようと思っている方におすすめの、超初心者向け書籍をご紹介しようと思います。

私自身かなり昔、20年近く前に高校でBASICと呼ばれるプログラミングを授業で習ったことがあります。

その後、これまた高校の授業でVisual Bacis、いわゆるVBと言うプログラミングをほんの触りだけ弄ったことがある、プログラミングに関してはほぼ初心者、Pythonに至っては名前を聞いたことがあるくらいと言う超初心者の私が、Pythonを学んでみようと思った時に最初に手に取った(Amazonで買った)のがこの本です。
※本書ではpython3でのプログラミングとなっていますので、python2ではそもそもエラーが出たりして動かないことがあるようです。python3をインストールしましょう。

Python1年生とは?

「Python1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ」という書籍で、著者は森巧尚という方です。出版社は翔泳社ですね。

この書籍は、パイソンに触れたことがない、そもそもプログラミングなんてやったことがない方向けに、非常に丁寧に解説されたPythonプログラミングの入門書です。

この本にはヤギ博士とフタバちゃんと言う二人の人物と、チノと呼ばれる人工知能が登場します。

主にヤギ博士とフタバちゃんの会話形式で進んでいくので、とても読みやすくなっています。

Python1年生は、ただPythonとは何かを解説している本ではなく、実際にPythonに触れて、プログラミングしてみようという本です。

Pythonのインストールからしっかり分かりやすく説明されているので、初心者でもすぐにPythonプログラミングに触れて、プログラミングを体験することが出来ます。

Python1年生で出来ること

Python1年生

Python1年生の表紙には、「簡単なプログラムから、人工知能アプリまで体験!」と書かれています。
この本の特徴として、基礎知識がわかる、基本文法をまなべる、開発体験できる、と書かれています。

実際に、printから始まり、簡単なBMI計算プログラム、おみくじアプリ、画像読み込みプログラムや読み込んだ画像のモザイク処理、それらを通して数字予測の人工知能プログラミングまで出来るようになっています。

裏表紙には大まかな目次が書いて有ります。

第1章 Pythonで何ができるの?
第2章 Pythonを触ってみよう
第3章 プログラムの基本を知ろう
第4章 アプリを作ってみよう
第5章 人工知能くんと遊んでみよう

このように、簡単なprintから始まり、アプリ作成、人工知能作成と段階を踏んでステップアップしていきます。

実際にPython1年生を読んでプログラミングに取り組んでみた感想

実際にPython1年生の本を読みながらプログラミングしてみた感想ですが、結構簡単と言うか、最後の人工知能を作成して実際に動かしてみる所までは出来ました。

もちろん途中つまづいたり、分からなくなってしまったり、エラーを修正できず悩んだりしましたが、なんとか最後までやりきることが出来ました。

やりきってみて分かった事は、本当に小さなミス1つでもエラーが出たりプログラムが上手く動かない事がしょっちゅう有る、と言う事。

私の場合は、大文字が小文字になっていたりその逆だったり英語の綴りが間違っていたり、スペースを入れ忘れていたりなど、本当に些細なミスでエラーが出ることが多かった印象です。

しかし、ちゃんとエラーを修正すればちゃんと動いてくれます。エラーの箇所が分からず、散々悩んで悩んで、エラーを修正出来てちゃんと動いた時は、本当に感動しますし、ちょっとした達成感も味わえます。
※この時思ったのは、人間が間違ったプログラムをしない限り、機械はちゃんと動いてくれるんだなぁと言う事です。

ただし、この本を最後まで読んで人工知能を作るところまで出来たからと言って、1から自分で作りたいプログラムが作れるようになるかと言うと、そうではありません

あくまでも、プログラミングをやったことがない初心者の方が、Pythonプログラミングを学ぶための取っ掛かりであり、難しそう、自分には無理かもなどの苦手意識を取り払うためのものだと思います。

例えて言うなら、小学校に入学したばかりで、まだまだこれから割り算や分数の掛け算割り算、面積や体積の求め方を学んでいかなければならない、と言う事。この本はその取っ掛かりに過ぎません。

もちろん、途中に出て来る「おみくじアプリ」などを、「吉」がでたら「おめでとう」、「凶」が出たら「残念」と表示させるように、自分で改造したりして自分なりに応用をやっていくと、ただ本に書かれたプログラムを打ち込むだけより上達が早いと思います。

そういった意味でも、Python1年生はPythonプログラミングの初心者や超初心者の方にはおススメ出来る内容の本となっています。
サンプルプログラムなどもダウンロード出来るようになっていて、自分のプログラムがどうやっても動かない時の比較なんかも出来るように考えられています。

【Python初心者】超初心者向け!Python1年生【書籍レビュー】 まとめ

いかがでしたでしょうか?Pythonプログラミングを始めてみようと思っている方の参考になれば幸いです。

自分が作ったプログラムが上手く動くと、やはりうれしいものです。

しかし、あくまで初心者用の取っ掛かり、本を見ながら書いて有るプログラムを写すって感じなので、1から自分の作ってみたいプログラムが作れるようになるかと言うと、そうではないです。

しかし、プログラミングをしたことがない初心者が実際にプログラミングを始めるには、Python1年生はとても良い良書だと思います。


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